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2022年07月12日

冷凍倉庫の超低温とは?温度帯、用途、設備などの基本を解説!

冷凍倉庫について調べていると「超低温」という用語が出てきますが、どういうものなのかよくご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、冷凍倉庫における超低温について解説します。
温度帯や用途、必要な設備についてなど、超低温の基本を分かりやすくご説明していきます。

冷凍倉庫の導入をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。


<目次>

●冷凍倉庫の超低温とは?
●超低温の基本について
・温度帯
・用途
・設備

●まとめ

冷凍倉庫の超低温とは?

本来、10度~マイナス50度までの倉庫はすべて「冷蔵倉庫」になります。
しかし、温度帯が広すぎるため、便宜上、冷凍食品や医薬品を保管する倉庫を「冷凍倉庫」と呼ぶようになりました。

「冷凍倉庫」は、通常、マイナス20度以下の温度帯になる冷蔵倉庫を指し、区分はF級(フローズン)になります。
この冷凍倉庫の中で、より温度が低いものを「超低温」と呼んでいます。

 

超低温の基本について

温度帯
超低温の「温度帯」は、保管温度がマイナス50度以下になります。
区分は「F4級」となり、これは普通の冷凍食品などには必要のない温度帯のため、かなり特殊な温度帯といえます。

<フローズン(F)の区分>

F1級:マイナス20度~マイナス30度未満
F2級:マイナス30度~マイナス40度未満
F3級:マイナス40度~マイナス50度未満
F4級:マイナス50度以下

通常、F1級からF3級の冷凍倉庫では、畜肉、魚介類、冷凍食品、アイスクリームなどが保存されています。
倉庫に保存されている商品の品質は温度帯によって左右されるため、物流倉庫の温度帯管理は非常に重要となっています。

物流倉庫で使われている温度帯を商品別にまとめると以下のとおりです。

<商品別の温度帯区分>

定温・低温(5度~18度):米、マヨネーズ、チョコレート菓子など
冷蔵(マイナス18度~10度):野菜、畜肉、鮮魚介、乳製品など
冷凍(マイナス18度以下):畜肉、魚介、冷凍食品、アイスクリームなど
超低温(マイナス40度以下):マグロ、カツオなど

関連記事:「冷凍・冷蔵」倉庫の温度帯とは?それぞれの特徴を総まとめ


用途
冷凍倉庫の「超低温」にあたるF4級は、かなり低い温度帯でなければ品質が損なわれてしまうものを保管するために使用されます。
具体的には、特殊な医薬品やマグロなど大型魚などの保管です。

一般的な魚介類を保存するためにF3級も使われていますが、刺身用のマグロにはF4級が使われます。
なぜなら、マグロは時間が経つと成分が変化(メト化)しやすい「ミオグロビン」を多く含む赤身の魚だからです。

メト化すると、マグロは見た目が悪くなるだけでなく味も悪くなります。
しかし、マイナス50度以下のF4級(超低温)でマグロを保存することでこのメタ化を防ぐことが可能となります。

そのため、マグロを水揚げする港には超低温の倉庫があります。
超低温倉庫は1960年代のマグロブームを機に多く建設され、現在では全国でおよそ400箇所の超低温倉庫が存在しています。

 

設備
従来、超低温の倉庫で使われていたのはR-22と呼ばれる冷媒でしたが、これは特定フロンとして製造が2020年に全廃されました。

なぜなら環境を守るためのモントリオール議定書や京都議定書という国際ルールにより、環境負荷の高いR-22は転換を余儀なくされたためです。

代わりに注目されているのは、空気を冷媒としたシステムです。
身近にある空気を冷媒に用いることで不燃となるため毒性はなく、オゾン層破壊係数や温暖化係数をゼロにすることが可能です。

また、従来のフロン冷媒より40パーセントほどの省エネも期待できます。
しかし、この空気を利用したシステムは、設備コストが高いことが課題となっています。

上記のとおり、超低温冷蔵の温度帯を実現するには従来のフロン冷媒ではなく、環境を考慮した新しい冷媒が近年必要となっています。

また、他にも国土交通省が定めた設備を用意する必要があり、超低温倉庫の導入には相当のコストがかかるといえるでしょう。

関連記事:冷凍倉庫に必要な設備とは?導入時の課題も解説

 

まとめ

今回は、冷凍倉庫の超低温について解説しました。
温度帯や用途、必要な設備など特殊なものが多く、超低温倉庫の導入には環境に考慮した冷媒が必要となるためコストが非常にかかることが分かりました。

そのため、自社倉庫ではなく物流会社の倉庫を賃貸するという手も考えられます。
倉庫の賃貸料はかかりますが、物流業者によっては入庫から出荷まで一元管理をしてくれるところがあります。

こういった業者を利用することで、無駄なコストを押さえることができ、トータルでの物流コストを削減することも可能となるでしょう。

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