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2022年06月30日

冷凍倉庫の活用で廃棄ロスの削減を。社会貢献と利益アップを同時に実現!

昨今よく聞くようになった「フードロス」という言葉。
コンビニ弁当やパック買いのお総菜などで利便性が高まる半面、売れずに捨てられてしまう食材や食品の廃棄ロスのことです。

まだ食べられるものを捨てる廃棄ロスは、無駄すぎてもったいないだけでなく、食品を扱う企業にとっては、企業イメージの低下や利益の損失にもつながります。

このコラムでは、廃棄ロス削減のメリットや削減するためのポイント、そして冷凍倉庫でできる廃棄ロス削減の方法などを解説していきます。

目次

●食品廃棄ロスを減らすことのメリット
●冷凍倉庫の活用で廃棄ロスを削減しよう
●まとめ

食品廃棄ロスを減らすことのメリット

食品廃棄ロスと言えば、2021年の夏に開催された東京オリンピックで、大量に余ってしまって廃棄された弁当やビュッフェのおかずが大問題になっていたのは記憶に新しいと思います。

廃棄ロスで問題になるのは、食材や食品がもったいないということだけでなく、廃棄された食品の処理に経費がかかるということもあります。
廃棄物の処理に使われるのは私たちの税金で、その金額はなんと2.1兆円。

家庭から出るゴミのうち食品は30%強ということですので、いかに多くの税金が廃棄された食品の処理に充てられているかわかりますよね。
日本で廃棄されていると言われる食品の量は年間およそ600万トン。

このうち、食品関連事業によるロスは54%、家庭でのロスは46%となっており、食品廃棄ロスは、家庭だけでなく企業でも取り組まなければならない大きな問題となっています。

ここでは、廃棄ロスを削減するメリットをご紹介していきましょう。

 

食品廃棄ロスとSDGs

もはや子どもから大人まで知っている「SDGs」という言葉ですが、これは、2015年の国連サミットにおいて、持続可能な地球のために、2030年までに加盟国前部が協力して達成することを掲げた17の目標を指します。

目標達成までには既に10年を切っていますが、近年ではさまざまな企業が自社の業務にかかわるSDGsへの取り組みを目標としてアピールするようになりました。

その中で、食品廃棄ロスに関係するのは、12番目の「つくる責任、つかう責任」。
持続可能な消費と生産のパターンを確保することにあたります。

食品関連の事業を展開する企業は、できるだけ廃棄ロスが出ないようにするための生産ラインの工夫や、仕入れ、販売の仕組みを考えることが重要となります。

 

サプライチェーンでの廃棄ロス削減ポイント

生産者から消費者まで、食品がいきわたる経路を「フードサプライチェーン」と呼びます。

サプライチェーンにはさまざまな事業者が関わっており、ひとつの事業者から次の事業者へと商品が動くたびに廃棄ロスが起こるのです。

例えば、農業や水産業者の部分では、形が悪い、傷がついているなどのいわゆる「規格外商品」が廃棄ロスとなります。

その後、生産者から仕入れた商品を保管する事業所では、保管時の腐敗や劣化、害虫被害などにより廃棄されることもあります。

このように、サプライチェーンのさまざまなプロセスで出る廃棄ロスを削減するために、事業者同士が連携することはもちろん、各々の企業での取り組みも重要となります。

規格外の商品なら直売所やインターネットを使った通販で売ったり、保管に課題があるなら、長期間の保存が可能な冷蔵・冷凍倉庫を使ったコールドチェーンを活用したりするなど、商品の出口のバリエーションを増やすことがポイントのひとつとなるでしょう。

 

廃棄ロス削減で企業のイメージアップ

東京オリンピックの食品廃棄ロスへの大ブーイングで見たとおり、食べ物を粗末にする、捨てるという行為は、誰にとっても心が痛むものです。

SDGsの広がりという後押しも受けて、消費者の意識も徐々に変わってきており、食品廃棄ロスに取り組む企業に対してよいイメージを持つ人々も増えています。

農産物など出る規格外商品では、多少形が悪かったり傷があったりしても、直売所などで新鮮で安全な食材であることをアピールして売り上げにつなげている事業所が少なくありません。

食品の廃棄ロスを削減することは、コストの削減につながるほかに、SDGsの観点からも社会に貢献しているということをアピールでき、企業イメージのアップにつながることも間違いないでしょう。

冷凍倉庫の活用で廃棄ロスを削減しよう

商品が事業者から別の業者へと渡る過程で出てくる食品廃棄ロス。
事業者同士が連携してこの課題を解決するための仕組みのひとつが「コールドチェーン」と呼ばれる物流体系です。

コールドチェーンとは、食材の産地から最終消費者の食卓まで、冷蔵や冷凍倉庫を活用して、温度の低い状態で安全に食品を輸送する流れのことです。

コールドチェーンでは、「定温・冷蔵・冷凍」という3つの温度帯を使い、食材の特性に合わせた温度帯で管理しながら食品の鮮度を保ち、衛生的に食卓まで運びます。

 

冷凍倉庫を活用してできること

定温・冷蔵・冷凍の3温度帯のうち、特に冷凍では、食品を保存するためにさまざまなメリットがあります。

冷蔵の温度帯は-18℃~10℃ですが、この温度帯では食中毒の原因菌や腐敗菌が活動しにくくなるので、ほとんどの食品の保存に有効です。

しかし、この温度帯では、食品の中で水分移行(食品に含まれる水分がまわりにも均一に広がること)がおこるため、揚げ物の衣が湿る、わずかながらでも活性化している細菌が繁殖するなど、あまり長期の保存には向きません。

-40℃~-18℃の間で保存する冷凍倉庫は、冷蔵よりもさらに長い期間の保存が可能です。

微生物のほとんどは-15℃以下になると不活性化するので、冷凍倉庫では菌による腐敗や変色、変質がほぼ見られなくなります。

また、魚介類に寄生するアニサキスは、-20℃以下では感染力を失うと言われています。
冷凍倉庫での保管は、衛生面でも優れているのです。

また、冷凍倉庫では水が凍結するため、水分移行がおこりません。
揚げ物の衣もサクサクに、パイの皮はパリパリに、麺類などもシコシコしたコシをそのまま保つことができます。

加工品だけでなく、生産物を保存、輸送するのにも冷凍倉庫を活用できます。
海外などの遠方からの輸送は時間がかかるため傷みやすく、廃棄ロスにつながります。
冷凍して鮮度や衛生状態を保つことで、廃棄にかかるコストを減らすことができます。

冷凍することで物質の細胞が破壊され、解凍の際ドリップと呼ばれるうまみ成分が出てしまうことがありますが、この現象は急速冷凍で防ぐことができます。
肉や魚の保存には、急速冷凍の設備がある冷凍倉庫の利用がおすすめです。

現在では、焼き上げたパンを冷凍させる技術も進んでおり、店舗で余ったパンを冷凍便の通販で販売するサービスも人気です。

冷凍倉庫を含むコールドチェーンを活用することで、今までは廃棄ロスになっていた食品が生き返り、保存の利く商品として利益の一端を担うようになります。

また、冷凍のままフードバンクに寄贈するなど、社会貢献にも役立つことで、企業のイメージアップにもつながります。

コールドチェーンについてもっと詳しく知りたい方は、過去記事「コールドチェーンが物流と流通に与えた影響と導入における課題とは?」をご覧ください。

 

まとめ

食品の廃棄ロスを削減し、今までは捨てられていた食材を活用し、廃棄コストの削減と利益アップ、そして企業のイメージアップにつなげることができるコールドチェーン。

中でも冷凍倉庫は、食品の腐敗や変質を抑え、新鮮なまま保存できることで、廃棄ロス削減のための大きな力となっています。

浜松委托運送では、お客様のニーズに合わせ、冷凍倉庫を含めた多種多様なサービスを展開しております。詳しくはホームページをご覧ください。

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