静岡で冷凍倉庫を委託するならココ!静岡における物流環境の課題を解決するには?

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冷凍倉庫を静岡県で借りたいけれど、どこがいいのか分からずお悩みでしょうか。
今回の記事は、静岡県で冷凍倉庫を委託したいとお考えの方のためにおすすめの物流倉庫をご紹介します。

静岡の物流環境の課題を解決したいという方はぜひ参考にしてみてください。

静岡県の物流環境

静岡県がまとめた「新ふじのくに物流ビジョン」によると、静岡県は物流の大動脈ともいえる東名高速道路が東西に走っていることもあり、貨物の発着ともに首都圏と中京圏との貨物流動比率がおよそ7割もあります。

また、東京や大阪などの大都市圏の間に位置している上、港と陸路の接続環境が良いこともあって、
トラック輸送における中継輸送の拠点を置いたり、RORO船のモーダルシフトをしたりなどの動きもあります。

また、企業が安心して動けるように防災対策に重きを置いた物流環境の整備も静岡県では積極的に行われています。
たとえば、災害時における防災拠点である流通業務団地を整備する、清水港に最大クラスの津波に対応する物流拠点を確保する、などです。

このような努力もあり、清水港の外航コンテナ航路数および外航運航便数は、2016年度実績で過去最大になっています。
また、富士山静岡空港でも2016年度実績で国内貨物の航空貨物取扱量が開港以来最高でした。

以上のとおり、静岡県では陸海空の交通ネットワークによる物流環境が向上しています。




 

物流の課題と解決策とは?

昨今における物流の課題は、主に4つあります。



国内貨物量の低下

日本国内の貨物輸送量は年々減少傾向にあります。
サービス産業の進展により産業構造に変化が起きたり製品の軽量化が進んだりしたことが要因です。

一方で、アジア圏の人口は伸びているため、今後はアジア地域をターゲットとする輸出を拡大したり、生産拠点を海外に移転したりする動きが続くともいえるでしょう。
そのため、国内ではマザー向上の設置など技術開発の機能を高度化するための拠点を集約することがメインとなっています。

日本では少子高齢化が進んでいることもあり、国内市場が収縮する恐れから国内貨物の輸送量は今後も減っていく傾向にあるといえるでしょう。



人手不足

通信販売の伸びとともに、宅配便の取り扱い個数は年々増加傾向にあります。
予想を上回る宅配荷物や再配達の増加により、宅配ドライバーの人手不足や長時間労働が表面化しました。

そのため、宅配ロッカーの設置、早朝や深夜の宅配サービスの提供など、現代人のライフスタイルに合わせた様々な受け取り方法の提案と、その普及に向けた取り組みが進んでいますが、利用率の向上も大きな課題となっています。

また、静岡県トラック協会が行った「ドライバーの雇用状況調査結果」によると、静岡県では現在トラックドライバーの7割以上が41歳以上となっており、今後はドライバーの高齢化がさらに進むといわれています。

さらに、トラックドライバーが不足している事業者のおよそ3割が人手不足のために荷受けを断っている現状もあり、物流の停滞が危惧されています。

災害時の輸送体制

東日本大震災などの災害時には、被災地以外の場所でも日用品等が入手困難になったり、部品の調達ができずに製造ラインが休止されたりと、経済活動や日々の生活に大きな影響を与えました。

内閣府の「南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)」によると、静岡県では避難者が最大120万人だと予測されています。
つまり、多くの被災者に対して迅速に緊急物資を配送するための対策が必要となっています。

環境問題

日本では、2030年度までに2013年度比で26パーセントの温室効果ガスを削減するとパリ協定で掲げています。

国土交通省が2017年に公表した「現行の物流施策大綱策定後の状況変化と主な取組」によると、日本における二酸化炭素排出量で輸送部門の排出量は17.2パーセントとなっており、その中で貨物自動車の二酸化炭素排出量は35.1パーセントとなっています。

さらに、国土交通省によると、宅配の再配達による二酸化炭素排出量は年間42万トンといわれています。
このように、近年における再配達の増加は人手不足のみならず、二酸化炭素排出量の削減に対しても課題となっています。つまり、物流の効率化を促進するなどして地球環境に対しても対策を進めることが求められています。

では、解決策にはどのようなものがあるのでしょうか。静岡県がまとめた「新ふじのくに物流ビジョン」から2つご紹介します。

物流機能の高度化

自動運転化やロボットなど、物流の効率化において活用できる分野の研究開発や事業化の支援が必須といえます。
そのため、静岡県ではこれらの技術を県内の産業に導入するための促進活動が行われています。

たとえば、輸送部門の二酸化炭素排出量の削減に対して、環境対応者や次世代自動車の普及に向けた取り組みや、トラックの輸送効率化などを促進しています。
さらに、物流の生産性を向上させるためにAIやIoT、またはビックデータなどを活用して労働環境の改善に取り組むなどが推進されています。

このように、技術革新を活かした効率化や自動化により、人手不足などの課題を克服することが可能となります。
また、物流機能を高度化することにより、顧客が求めるタイミングで物を届けることが可能となり、企業の業績向上に貢献するともいえます。

これは企業の差別化にもなるため、国内貨物量が減少している中でひとつの解決策になるといえるでしょう。

立地の促進

物流の効率化や生産性を向上させるためには環境整備が必須となります。
たとえば、ロジスティクスの最適化による物流の質を向上させるために、静岡県では企業の要望にそった用地の整備や設備に対する投資の優遇制度などを打ち出しています。

また、災害時に備えて、陸路が断絶した状況でも迅速に緊急物資を輸送できる配送体制を構築するなど、災害に強い静岡県を実現するための動きが促進されています。

立地や配送体制を整備することで、災害時の準備となることはもちろん、人手不足の解消にも貢献するといえるでしょう。

静岡で冷凍倉庫を委託するならココ!

もし静岡県で冷凍倉庫を委託したいとお考えの場合、前述の「解決策」に沿った冷凍倉庫を探すことをおすすめします。
なぜなら、物流の課題を解決することは、EC・通販会社にとって今後の成長や存続にも関わる重要事項だからです。

静岡県浜松市にある弊社(浜松委托運送)は新東名・東名高速道路の近くに位置しているため、物流拠点としての利便性が高く、物流拠点や工場立地として最適な場所にございます。

そのため、関東、関西、中部圏を中心とした全国配送があるお客様に弊社の安定した納期と低価格が大変人気です。
中でも特に、冷凍食品を取り扱う企業様からは、冷凍倉庫の立地がECビジネスで大きなメリットとなると好評をいただいております。

さらに、ピッキング対応や細かいセット組対応が可能な冷凍倉庫は全国ではまだ少ない状況ですが、弊社はケースとバラピッキングのマルチ対応が可能な冷凍倉庫となっております。
また、弊社独自のWMS(倉庫管理システム)によりスムーズなデータ連携が可能です。

詳しくは、弊社の物流倉庫サービス 「EC・通販物流に最適な冷凍倉庫」でご確認いただけます。


今回は、静岡県の物流における課題と解決策を踏まえた上で、おすすめの冷凍倉庫をご紹介しました。
物流環境の課題をクリアした冷凍倉庫と契約することで、物流の効率化はもちろん経費削減にもつながります。

物流環境にお悩みの方はぜひ一度、浜松委托運送にご相談ください。

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