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2021年06月02日

コールドチェーンが物流と流通に与えた影響と導入における課題とは?

「物流」と一口に言いますが、業態や業種によってその方法は多岐にわたります。

とくに食品物流は高度な品質維持が求められるため、特殊な世界と言えるでしょう。
近年は冷凍チルド商品の流通も増え、そのニーズは高まる一方です。

そこで今回は、食品物流の一つであるコールドチェーン(低温物流)について分かりやすく解説していきます。

1:コールドチェーン(低温物流)とは?
2:コールドチェーンが物流と流通に与えた影響
3:コールドチェーン導入の課題

これから全国展開をお考えの冷凍食品、ワイン等温度管理が必要な食品を扱う企業経営者様など、ぜひご参考にしてください。

1:コールドチェーン(低温物流)とは?

コールドチェーン(低温物流)は食品物流の手法の一つで、低温管理が必要な商品を冷蔵・冷凍した状態で流通させる仕組みのことです。
つまり、冷凍食品、ワイン等温度管理が必要な食品、飲料などを一定の温度を保ちながら消費者の元に届ける流れを指します。

また、コールドチェーン(低温物流)は「低温ロジスティックス」や「生鮮サプライチェーンマネジメント」と呼ばれることもあります。

コールドチェーン(低温物流)が登場したことで、食品物流が飛躍しました。なぜなら鮮度や品質を落とさず商品を管理・流通できるからです。
実際、「冷凍食品」などのコールドチェーン(低温物流)の市場規模は年々拡大しています。
一般社団法人日本冷凍食品協会の公式サイトによると、冷凍食品の国内生産額は2011年には約6,300億円だったのが2020年には約7,000億円にまで増えています。

これは、対10年前比で「111%」の伸びとなり、コールドチェーン事業が成長していることが分かるでしょう。また、今後も冷凍食品の需要はまずます伸びていくと期待されています。

 

 2:コールドチェーンが物流と流通に与えた影響

コールドチェーン(低温物流)は食品の物流と流通に大きな影響を与えたと言われていますが、具体的にどのような変化があったのでしょうか。

主な変化は「5つ」あります。

1.消費者に新鮮な商品を届けられる
2.廃棄ロスが減る
3.広範囲での流通が可能になる
4.品質管理がより正確になる
5.通信販売がコールドチェーンの需要を急拡大している

 

1つずつ解説していきます。

 

1.消費者に新鮮な商品を届けられる

一つ目の大きな変化は、消費者に「新鮮な商品を届けられる」ようになったことでしょう。
たとえば、野菜の流通をみてみると、コールドチェーン(低温物流)が登場するまでは「常温物流」でしたが「低温物流」になったことで採れたてに近い鮮度の野菜を消費者に届けることが可能になりました。
味も常温物流よりも格段に美味しい状態を保持できるようになったと言われています。

つまり、コールドチェーン(低温物流)の登場によって、鮮度と品質の高い野菜を提供できるようになりました。
これは消費者にとっても大きな変化であり、メリットといえるでしょう。

 

2.廃棄ロスが減る

鮮度の「保持期間」も常温物流に比べると低温物流のほうが長くなります。
そのため、流通段階で野菜が傷んだり腐ったりするリスクが減り、「廃棄ロス」を削減できるようになりました。
つまり、無駄なコストをカットできて物流の効率があがるため、冷凍食品、ワイン等温度管理が必要な食品、飲料を取り扱う企業にとってこれは魅力的な変化といえます。

 

3.広範囲での流通が可能になる

「常温物流」では配送途中に食品の品質が落ちてしまうため、遠い場所への配送は難しいでしょう。
ですが、コールドチェーン(低温物流)を行うことによって、冷凍食品、ワイン等温度管理が必要な食品、飲料を長期保存できるようになりました。
つまり「広範囲での流通」が可能となり、たとえば、船による海外への食品の輸出も以前より効率的に行えます。
コールドチェーン(低温物流)によって食品業界の可能性が広がったといえるでしょう。

ヤマト、佐川急便をはじめとしたクール便が非常に品質が高く、通販需要の拡大にも寄与しているのも間違いありません。
消費者はおいしく、健康にも気を使った食品をインターネットで注文することにより、自宅まで届けてもらえる時代にもなりました。

 

4.品質管理がより正確になる

データロガー(記録計)などの装置を使うことにより、コールドチェーン(低温物流)での「温度管理がより正確」になりました。
具体的には、配送中の「最高気温」や、推奨温度から「はずれた時間の有無」、もし推奨温度以外の時間があったとしたらその「推奨温度外の時間」なども正確に観察・記録できます。

言い換えると、商品を直接チェックしなくても「品質を把握」できるようになり、物流の効率化を目指す生鮮食品会社にとってもこれは大きな変化であり、メリットとなりました。

 

5.通信販売がコールドチェーンの需要を急拡大している

また、消費者側からも冷凍食品をはじめとした生活様式の多様化に基づいてコールドチェーンが求められる時代となっております。
冷凍する技術が近年非常に向上していることから、販売者はこれまでネックであった冷凍に凍らすことによって味が落ちるという懸念点が払しょくされてきています。

作り立てのおいしい食品を冷凍食品にすることで、消費者がレンジで温めるだけで手軽においしく食べることが可能になっています。
こういったおいしくて健康的な冷凍食品がスーパーやコンビニ等のみならず、通信販売の需要が大きく伸びています。

こういった潜在的需要の拡大よりコールドチェーンが発達し、通信販売においても消費者はインターネットで注文すれば冷凍食品を自宅まで届けてもらえるといったサービスにまで広がって来ており、今後もこういた需要は拡大すると考えられています。

 

3:コールドチェーン導入の課題

前述のとおり、「常温物流」と「コールドチェーン(低温物流)」を比較すると、食品の鮮度保持期間はコールドチェーン(低温物流)のほうが圧倒的に長くなります。
つまり、流通中に食品が傷んだり腐ったりするリスクが減るため、廃棄ロスが削減でき、結果コストカットが可能となることが分かりました。

このように、コールドチェーンの採用によって「物流の効率化」はかなり期待できますが、同時に考えなければならない課題もあります。
それは、コールドチェーン(低温物流)導入時にかかる「設備のコスト」、導入後に発生する電気代等の『ランニングコスト』です。

コールドチェーン(低温物流)を行うには、「生産・加工施設」から「販売店舗」まで一定した温度管理が不可欠です。
つまり、食品の運搬車両、コンテナ、保管倉庫まですべて温度管理ができるようにしなければなりません。

これらの整備を自社で全て行うには、多額のコストがかかるといえます。この点がコールドチェーン(低温物流)導入における大きな課題といえます。

冷凍食品等のビジネススタート時は自社の冷凍庫である程度はまかなえますが、出荷件数が増えるにつれて自社の冷凍庫には入りきることはできなく、倉庫のような大きなスペースが必要になってきます。

 

今回は、コールドチェーンが物流と流通に与えた影響と導入における課題についてご説明しました。

導入の課題については、温度管理が可能である物流倉庫会社へ外部委託するという方法もあります。自社の強みに最適な物流倉庫会社を見極め、問題解決に一歩踏み出しましょう。

ご参考いただけたら幸いです。

 

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