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2021年09月01日

食品ECサイト運営者の方必見!食品EC物流(冷蔵、冷凍物流)の現状と課題

食品のEC化率は他の商品に比べるとまだまだ発展途上な現状ですが、昨今の巣ごもり需要

によって、大変注目を集めています。以前より、食品販売は鮮度の問題からECの分野で相性が悪いと言われていたのですが、近年の対面での購入を避けようとする消費者行動のニーズが上回っていることが顕著に現れています。

EC化率が低いこともあり、今後益々拡大していくのは容易に予想できます。

目次

1:食品のEC化率が低い理由

2:食品ECの物流とは

3:食品EC物流の課題

 

1:食品のEC化率が低い理由

EC化率とは、すべての商品取引の中で、電子商取引が占める割合のことです。ここの数字が高ければ高いほどEC化率が高いといえます。EC化率の調査結果は、経済産業省から発表されており、基本的にどの分野でもEC化率が伸びていますが、特に物販系では家電、AV機器、PC周辺機器、事務用品、文具など、サービス系では旅行や、チケット販売などのEC化率が伸びています。

しかしながら、食品のEC化は中々簡単に進まない現状がありますが、それには以下のような要因が考えられます。

 

・生鮮食品の取り扱いが容易ではない

肉・魚・野菜などは何よりも重要視されるのが鮮度です。ECサイトでは実店舗に比べると商品の判断が難しいという点があります。また、保管の問題もネックとなります。生鮮食品は冷凍、冷蔵の設備が必要で、他の業界の保管に比べて大規模なものが多く費用がかかりがちです。

 

・食品販売は利益率が低い

一つ一つの単価が安いことと保存が難しいということもあり、利益率が良いとはいえません。鮮度を保つための冷凍、冷蔵設備、かかる配送料も考えると販売単価の低い生鮮食品は利益率を高めることは簡単ではありません。

 

・スーパーやコンビニの利便性

ECサイト全体が、利便性が高いので年々普及率は上がっています。一度ECサイトに登録しておけば、過去の購入履歴から簡単にワンクリックで購入できるメリットなどがあります。

しかし、食品の購入を考えたときに、日本国内では自宅から歩いて数分のところにコンビニがあったり、通勤途中にスーパーなどがある為、リアル店舗の利便性も高いし、また鮮度を実際の目で確かめられる為、実店舗で購入する消費者が多いのです。

 

・配送料の問題

アマゾンプライムなど、配送料が条件付きですが無料になることもありますが、実際にはEC事業者が配送料を負担しています。しかも、ヤマト運輸や佐川急便、日本郵便なども値上げしたこともあり、このような背景からユーザーはまとまった量の食材を買わない限り、食品ECを使うユーザーは割高と考えてしまいます。また配送コストは冷蔵、冷凍の状態を保つ必要があり、当然ながら常温で配達できる商品と比較すると、配達コストにもクール料金という別項目が追加されます。通販における消費者までのクール宅配便料金が採算性を検討するにあたって必ず避けて通れないポイントとなってきます。

 

2:食品ECの物流とは

食品ECの物流は、他の物販と違う点は、温度管理が必須となることです。冷凍、もしくは冷蔵した状態で消費者へ届ける物流となります。温度設定が保たれないと、消費者の手元に届くまでに商品自体が傷んだり、鮮度が落ちたりしてしまいます。

温度帯は大きく分けると冷蔵は5度~-5度、冷凍は-15度以下で管理します。

冷蔵の温度での配送は主に、野菜や果物、乳製品などが一般的です。冷凍の温度では、冷凍食品、アイスクリーム、魚類、肉類などが代表的です。

 

3:食品EC物流の課題

・商品の品質維持

冷凍冷蔵が必要な食品は温度を一定にし、鮮度を保ちながら配送しなければなりません。生産、製造から倉庫へ入庫して、その後ピッキングし、消費者の手元に届くまでの間、温度を保つ必要があります。冷凍食品などは、温度が高温になった瞬間から劣化が進んでいきます。また食品は人間の体の中に入れるため、消費者に異変があった場合は取り返しのつかないクレームへと発展します。最悪なケースは賠償問題にもつながるため、企業経営の存続が危ぶまれることもあります。

商品の品質維持を保つハードルは非常に高く、企業を悩ませる課題といえます。

 

・通常配送(常温)よりもコストが高い

食品ECの物流は、温度を一定に保つため、コストが高くなります。倉庫内の温度調整のための設備コスト、配送時もクール便を使用しなければなりません。配送している最中にも温度の変化がないか確認する必要もあるため人的コストも余分にかかります。大企業ならば自社でトラックや倉庫を持ち、全国展開など販売量が多くなるのでコストを低くすることができますが、小規模な組織だと、販売単価が高くない食品は配送コストが高くなって採算が取れないケースもでてきてしまいます。その場合は、自社で倉庫を持つことはしないで、冷凍冷蔵倉庫を持っている専門の物流業者に外注してコストを抑えるなどが現実的になるのではないでしょうか。

ここ数年ECが広がる前までは基本冷蔵食品、冷凍食品はスーパーや量販店で購入するものであったはずです。そのため、物流という観点からおいても業務用の配送を行う企業間物流、共同配送に関しては冷蔵・冷凍輸送も発展してきました。例をあげますとコンビニ物流もそういった中の一つだとおもいます。

しかし、ECが今後も伸びていく社会へ時代が変化していく中で、消費者は自宅までおいしい冷蔵、冷凍された食品を届けてほしいという形に変化してきているのは間違いありません。ECと企業間物流の大きな違いは消費者への直接の配達コスト、ピッキング梱包コストになります。

この点の物流についてはまだどの物流会社も手探りをしながら未成熟な市場と一緒に発展していく点になるのではないかと思います。

 

・国内の冷凍・冷蔵食品の保管倉庫が不足している

新型コロナウイルスが拡大する前から、保管日本国内の冷凍、冷蔵倉庫は不足しています。

冷凍・冷蔵倉庫の需要が高まっている理由は以下になります。

 

– 特定フロンの製造中止により、代替フロンへの切り替え費用を出すことができないため倉庫への委托を検討

-現在都市部にある冷凍冷蔵倉庫の老朽化が激しいが、コストが高い、手配が難しいため建て替えが送れている

-冷凍、冷蔵商品は商品の管理が大変なため取り扱いの難易度が高く、専門のスタッフを育てる必要があるため、人件費が高く、新規参入が難しい。

 

コロナ禍もあって、食品EC化率は今後益々伸びていくと考えられます。食品市場はもちろんリアル店舗とEC化との共存になると思いますが、今後食品EC物流の期待は更に高まっていくことは間違いないでしょう。

 

食品のEC化率が低い理由を見てきましたが、要するに配送の部分、物流が肝心で消費者に商品の劣化がなく安心して届けることができ、なおかつコストを抑えることができれば、非常に振り幅の大きいビジネスとなりますし、これからの社会にとって必要とされる販売方法です。

 

今回は食品のEC化率が低い理由、食品ECの物流とは、食品EC物流の課題についてご説明しました。

今後益々伸びていく食品ECの課題は物流です。現在、食品を扱える倉庫が不足気味である事実もありますが、伸びていく業界でありますので、早めに自社商品に合った物流の整備を専門の倉庫会社に相談してみることをおすすめいたします。

ご参考になれば幸いです!

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