物流倉庫の棚卸し作業のやり方について

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弊社物流倉庫では、お客様のご要望にあわせ棚卸し作業の業務をお引き受けしております。棚卸し作業というと在庫の実数とデータ値をあわせる作業ですが、精度が最も重要なポイントになります。品番数は数千SKU、在庫数は何十万の棚卸しを精度よく完了させることは簡単ではありません。

浜松委托運送棚卸し作業の様子

 

棚卸し業務を自社でなく物流倉庫にアウトソーシングする動機は?

①在庫数量が大量の場合、数量カウントが自社では追いつかない。

通常の物流業務、発送代行業務を自社で行なって入るのであるが、棚卸し作業のみを弊社のような物流倉庫に依頼されるケースもあります。

なぜ一般の物流は自社で行なっていて棚卸し業務のみ物流倉庫会社へアウトソーシングするのかというと、1年の決算のタイミング等で物流を一切止めて会社の在庫数の確認を行なうのですが、在庫数の規模等が大きい場合、物流を数日止めただけでは在庫数の数量カウントができなく弊社のような物流倉庫会社に委託頂きます。 

 

②自社で棚卸し業務を何度も行っても在庫数がピッタリと合わない。

弊社のような物流倉庫に棚卸し作業を委託せず、自社内で棚卸しを行うにあたって在庫数が膨大な場合、短期のアルバイトや派遣社員を雇って行なうケースがほとんどではないかと思います。

棚卸しについて数量カウントを行なうだけと考える方が多いのですが、アナログ作業の部分が必ず存在する為、正確に間違いなく行なうのは非常に難しく、神経の使う作業になります。特に、棚卸しする商品に知見のない期間アルバイト等を使う場合、棚卸しする為のハンディやシステムの利用になれてなく、数量のカウントミス等のケースもあります。

弊社が棚卸しを行うにあたっての注意ポイントも全く同じなのですが、誰が行なっても間違いのないシステムが非常に棚卸し作業を行なうにあたって重要なポイントとなります。

一方で、派遣社員等の期間限定のスタッフが力技で行なおうとすると後ほど間違いが見つかったりするといったケースは少なくありません。使用するシステムやハンディに慣れている作業者が作業をするのは棚卸しのような作業の正確性が求められる場合必須となります。 

 

浜松委托運送の棚卸し作業の紹介

棚卸しといっても取扱商品、商品形状によって様々なやり方があり、弊社の棚卸しのシステムのみでも5種類を持っております。ここでは商品にバーコードが付いており、新規に棚卸しした数量のみをカウントしてほしい場合の棚卸し作業を紹介します。(既存の在庫データ値が悪い場合、弊社にて新規に在庫数量を作り直すケースもございます。

ハンディスキャンにて棚卸しの流れ

 

① 棚卸しを行う棚にロケーション(棚番)シールを設定する。(棚番を設定することによりどの棚の棚卸しを行うかをシステム上で見えるようにします。)

 

②    ロケーションをつけた棚の中にどの商品がいくつ入っているかをバーコードスキャンでカウントします。

 

③    スキャンされた情報を帳票に出し、スキャンされた数量があっているかダブルチェックを行ないます。

本方法は一番分かりやすく、バーコードが全て商品に添付されているのが前提の方法ですが、スキャンした商品を帳票にだすことにより、再チェックを簡易的に可能にしている為、棚卸し精度が非常に高く、好評な方法になります。

 

チェックし使用する帳票例

 

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