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2020年10月29日

ネット通販の救世主?物流システムとは!物流管理システムの詳しい解説で導入すべき工程も分かる!

消費が冷え込んだり、店舗の経営が難しいなどの様々な外的要因が起こったとしても、依然ネット通販は成長し続けています。それとともに、物流システムも進化し続けています。ネット通販企業の担当者の方、ネット通販の会社の経営者の方などは、物流管理システムを導入したいけど、そもそもどんなものあるのだろう、まずはどこに何を導入すればよいのだろうとお考えの方も多いのではないでしょうか。

 

今回はそんな方に向けて、

 

1:物流システムとは?

2:工程ごとの物流のシステムはどんなものがあるの?

3:物流管理システムで向上できるサービスや品質とは?

 

についてお伝えしたいと思います。

1:物流システムとは

経済における重要な機能の1つが「物流 ロジスティックス」です。物流とは、「物的流通」を略した言葉になります。この物流に対しては、「物流=商品の輸送及び配送」というイメージが強いのではないでしょうか。確かにそれも正しいのですが、実はもっと広範囲の工程を指し示す言葉です。物理的に商品を移動させる活動のことであり、商品を製造した工場から顧客の手元に届くまでの工程すべてを指します。ですので、ネット通販等を運営されている会社などは、切っても切り離せないという大切な業務になります。

その機能には「輸送、保管、荷役、包装、流通加工」などがあります。この5つが5大機能と言われています。

物流システムはこれら一連の工程を管理することができる物流管理システムのことです。物流は単に商品を配送・輸送すればよいだけではないので、必然的に物流管理システムは統合的なシステムを構築することになります。

これらは、ネット通販の担当者や生産者等の「商品を早く届けたい!」、消費者の「商品を早く届けて欲しい!」というニーズに応えるために、物流の効率化・最適化を突き進めていく過程で開発されていったシステムと言えます。

 

それでは、具体的にどんなシステムがあるのか物流工程に関係するシステムを説明いたします。

 

2:工程ごとの物流のシステムはどんなものがあるの?

・倉庫管理システム

倉庫管理システムは英語でWMS(Warehouse Management System)と表記します。倉庫管理システムの目的は実際の「モノ」を管理することです。倉庫への貨物、資材、商品の入庫、出庫の管理や在庫の管理などの機能をもちます。倉庫内の作業工程管理、入荷、検品、ピッキング、梱包、出荷の庫内作業を効率化できます。物流の中でも中核となるシステムです。

・在庫管理システム

商品在庫を倉庫内で管理します。入出庫業務、受発注業務、配送業務をサポートすることが可能です。単品管理・ロット管理など在庫量の把握、賞味期限、品質期限、出荷期限の管理、期限切れの在庫の予測などのサポートができます。複数個所に置かれている在庫の管理も可能です。

・配送管理システム

配送管理システムは英語でTMS(Transportaion Management System)と表記します。

配車の計画、運行管理、貨物追跡などの機能が主な構成です。運行を行っているトラックなどの輸送機と本部を連携させてリアルタイムでマネジメントできるシステムです。運転手のシフト管理まで、運行に関する業務を幅広く管理することが可能です。

・ピッキングシステム

出庫業務において利用します。目的の商品が倉庫内のどこにあるのか、必要な情報を瞬時に作業者へ提供するシステムです。RFID(Radio Frequency Identifier)※ID情報を埋め込んであるRFタグから、電波などを用いた近距離の無線通信によって必要な情報をやりとりするもの、バーコードを読み取ることができるハンディターミナルや音声ガイドツールが利用されております。

・EDI(electronic data interchange)

企業間の商取引情報を自動で行うことができるシステムで、帳簿類を電子化します。取引先との連携を簡単にすることが可能です。

・貨物追跡システム

受託した貨物の発送から到達まで中継地点を含めて、現時点でのどこに荷物があるかのデータを運送業者がホストコンピューターに入力することによって、貨物の移動状況を瞬時に把握することができるシステムです。

・運行管理システム

運行管理システムとは、運輸業においての運行計画の作成や管理、車両の手配などを行う情報システムのことです。運行管理者の作業の補助や渋滞回避などによるCO2排出量の削減まで、目的に応じたシステムが開発されています。

本部と現場を連携して、本部からのオンタイムでのマネジメントを可能にすることができるシステムです。運行管理システムには、運行業務を円滑に進めるための機能はもちろん、運行業務以外に発生するさまざまな事務作業をも簡略化するような機能も搭載されており、業務全体を効率化することができます。

 

物流システムは日に日に進化しています。物流センターでは、倉庫内の業務の機械式やロボット式が進み、省人化とコストカットが行われています。また画像認識システムが様々な荷物から特定の荷物を選び出すことが可能であったり、センサーから得たデータを分析することでレイアウトを最適化するAIなどの導入もあります。

 

3:物流管理システム導入で向上できるサービスや品質とは

・在庫の状態がリアルタイムで把握で在庫切れをなくす

広い倉庫だとしてもリアルタイムで在庫が把握できるので、在庫数と注文数を確認することで在庫切れを起こすことがなくなります。結果として、常にネット通販などのお客様にとっては注文後速やかに商品をお届けできるという納期品質を保てます。

・入出庫の履歴の参照で配送ミスを防ぎ、配送時間厳守も可能

車両の入庫と出庫の履歴がすぐに確認できますし、また車両ごとにどんな商品が載積されているかもわかるため、配送ミスが格段に減ります。また、商品の保管場所までのルートを考慮に入れたうえで車両の駐車等もできるため、移動時間の短縮となって、作業の効率化が図れ、配送時間の厳守もできます。

・ロットや有効期限ごとの管理で、出荷業務でのミスを減らす

ロットや有効期限ごとの管理で、出荷業務での種類や数量のミスが減り、有効期限ごとの管理ができるため期限切れの商品の在庫が残ることも防げます。また、有効期限が早い順序にピッキングするといったこともシステム制御で可能となります。

上記のように新しい物流システムの導入はサービスと品質を飛躍的に向上させることができます。

加えて、圧倒的なコストカットや人手不足の解消を大きく貢献してくれます。物流システム導入でリアルタイムの管理ができるので、一度利用すると元に戻れないほど画期的です。一目で物流全体のデータが把握でき、受注から配送までの一瞬で把握することも可能です。そしてこのシステムはますます進化していくと予想されています。

また、品質サービスの向上だけでなく、物流システムの導入で、輸送機の実働率、実車率、稼働率の生産性を向上させることや、渋滞予想エリアへの配送の回避や納品リードタイムの延長、輸送頻度の削減など、様々な側面でのメリットがあふれています。最近では物流を通じて商品の付加価値を高めるという目的も注目されています。

物流システムは今回ご説明した通り大変幅広いです。そして、ネット通販などを運営されている会社の扱う商品によっても各企業のカラーによって優先順位も様々です。

物流管理システムを導入されたいと考えているネット通販等の担当者様におすすめなのが、まずは専門家に相談されるのがよいのではないでしょうか。御社にとって今必要なシステムを見つけてもらうには、一番効率が良く安全で早いかもしれません。

 

今回は、物流管理システムについて工程ごとに具体的にお伝えしました。ご参考頂けたら幸いです!

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