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2022年01月18日

ロジスティクスと物流は違うの?SCM(サプライチェーンマネジメント)の関係って?

ロジスティクスと物流を同じ意味である、同義語であると考えている方は多いのではないでしょうか。しかし実際は違います。
今回は、ロジスティクス、物流との違いを説明し、またSCM(サプライチェーンマネジメント)との関係もお伝えしたいと思います。
■目次
・物流の6つのフェーズ(機能)
・ロジスティクスとは?ロジスティクスは物流を最適化するための概念
・ロジスティクスの5R(5適)とは
・ロジスティクスとSCM(サプライチェーンマネジメント)の関係


物流の6つのフェーズ(機能)
商品を移動させるのは、物理的な空間(距離)を、人手と時間をかけて埋める作業です。ドラえもんのどこでもドアでもない限り、空間と時間のギャップをなくすことはできません。この時間と空間のギャップを埋めるのが「物流」です。物流は「物的流通」を略した言葉で、物流には、以下の6つのフェーズ(機能)があります。

①配送・輸送
商品とその購入者との空間的ギャップを埋めるのが、配送・輸送フェーズです。ここでは、海路や陸路、空路などのチャネルが使われます。チャネルに適した輸送手段(船舶、鉄道やトラック、飛行機など)、どれを使うかでコストが決まります。

②保管
商品が購入者に届くまでの時間的ギャップを埋めるのが保管フェーズです。実際に販売されるまで、品質や鮮度を落とさないように、また税金などの余分なコストを避けるために、倉庫などを使って商品の維持管理を行います。

③荷役
商品を輸送チャネルから倉庫へ入荷、または出荷する作業を荷役(にやく)

④包装
購入するお客さまに届ける大切な商品を守るために、梱包、包装するフェーズです。個別に包装したり、商品に合わせて内装したり、段ボール等でまとめる外装などの方法があります。包装資材によってコストが変わってきます。

⑤流通加工
購入者の要望に合わせ、ギフト商品セットを作ったり、商品に値札を貼ったりするフェーズです。お客さまに喜んでもらえるような工夫をすることで、売り上げ等に影響が出てくるフェーズだとも言えます。

⑥情報処理
在庫の管理、ピッキング(必要な品物を集める)の指示などを、IT技術を使って効率化するフェーズです。倉庫管理システムの構築などがこれにあたります。コストがかかりますが、一度構築すれば、作業の効率化やコストそのものの削減にもつながります。

・ロジスティクスとは? ロジスティクスは物流を最適化するための概念
このように、物流とは、商品が消費者のもとへ届くまでの一連の流れを指し、物流を完了させるためには、人的資源、金銭的資源にわたって膨大なコストを必要とします。

この物流を一元管理し、見直すための考え方がロジスティクスです。ロジスティクスでは、物流の機能を見直して高度化させ、効率化していきます。また、物流の6つのフェーズを含んだ上位機能、すなわち「調達」「生産」という需要の部分、「販売」「回収」という供給の部分において商品の流れを連携させ、情報を共有することで一元的に管理します。ロジスティクスとは物流の機能を活かして効率よく消費者に商品を届けること、つまり物流を最適化するための概念であるということになります。

Logisticsの語源は兵站という戦争用語にあたります。兵站とは戦場の後方にあって最前線の兵士を支援するために食料、車馬、軍事品などの供給、補充、輸送にあたることです。もともとは戦略(Strategy)、戦術(Tactics)に並ぶ三大軍事用語として利用されていたのが語源となります。現在ではインターネット通販の普及により消費者までの物流の一元管理がより求められており、ロジスティクスの重要性が一般的にも認識されるようになっています。

・ロジスティクスの5R(5適)とは
物流の6つのフェーズを見てきましたが、輸送や保管、荷役の時間を短縮し、包装や流通加工のクオリティを向上させることで「速く、美しく」商品を届けることができるため消費者の満足度(CS:Customer Satisfaction)を上げることができます。そのために、ロジスティクスと言う概念を使って、これらのフェーズを最適化していきます。最適化されたロジスティクスで顧客満足度が上がれば、それに比例して売り上げも向上するというわけです。

ロジスティクスを使って顧客満足をかなえるために必要な要素が5Rと呼ばれる5つの条件です。この条件は以下の通りです。

①Right Time:適した時間
②Right Place:適した場所
③Right Price:適した価格(費用)
④Right Quantity:適した数量
⑤Right Quality:適した品質

すでに何らかのご商売をやっておられる方は、この5つがどれだけ大切な条件となるかわかると思います。消費者が必要とする商品(物資)を、適した時間と場所、価格のもとで、求められた数量と品質のものをお届けすることが、販売活動の命とも言えるでしょう。

ロジスティクスとは、この5つの条件を最大に満たすよう、最適な仕組みやシステムを構築していくことなのです。

インターネット通販の普及において、早い段階からロジスティクスに力を入れ現在でも他社を圧倒しているのはAmazonです。日本においてもAmazonが市場に及ぼす影響力が大きくなるにつれ多くの企業がロジスティクスの重要さをみなしているのを我々物流会社は肌身で感じています。

・ロジスティクスとSCM(サプライチェーンマネジメント)の関係
ロジスティクスは、企業が自社の商品やサービスの流れの最適化するため、需要と供給のバランスを考えながら物流の一元管理を行うための概念であるということを説明してきました。一方SCMは、ロジスティクスよりも範囲は広く企業間を飛び越えて考えます。

通常、ロジスティクスは企業単体で効率化を考えることで進めていきますが、一つの商品が消費者に届くまでには、一企業ではなく多くの事業者が関わっています。例えば、おいしい冷凍ピザが消費者の食卓に上がるまでには、小麦やトマトなどを作る農家、小麦を小麦粉に加工する製粉工場、原料を加工して冷凍食品を作る食品加工業、そしてそれらの資材や商品を運ぶ運送会社など、いくつもの業者の間を通っていきます。

これらメーカーや卸業者、小売業者などのつながりことをサプライチェーンといい、サプライチェーンの一連の流れを効率化することをSCM、サプライチェーンマネジメントと呼びます。

一つの商品を供給するのにこれだけ多くの事業体が関われば、一企業のロジスティクスによる努力だけでは顧客満足が図れない事態が出てきます。事業所、企業間でのデータの共有など、情報共有ツールを開発し、うまく使いこなしていくことが、SCM(サプライチェーンマネジメント)の要となります。ロジスティクスで培ったノウハウを企業間で共有していくことが、SCM構築の鍵となるのです。

今回はロジスティクスと物流の違い、またロジスティクスとSCMとの関係についてもご説明いたしました。物流とロジスティクス・SCMの違いをしっかり理解することで、物流の改善が進みます。ご参考になれば幸いです!

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