物流倉庫通販発送代行 ー 佐川急便がローソンと新会社

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本日は物流倉庫通販発送代行によるサービスの注目記事についてのご紹介を行います。

4/7日本経済新聞の一面に佐川、ローソンと新会社の記事が発表されました。コンビニ、スーパー、量販店(イオン、セブンアンドアイ等)、ネット通販に対するサービスの取り組みを強化し、宅配まで含めたサービスを各社が競争する動きが強くなっております。以前新着ニュースでも紹介しました、日本郵便が楽天との提携において受け取り用ロッカーを設置するといった取り組みもそうですが、今回のコンビニエンスストアと宅配会社の協力により、お互いのサービスをより強化できるといった点を今後各社強めたいという意向が感じられます。佐川急便においてはこれまでどちらかというと企業間物流をメインに担当し、個人向けの配送ではヤマトといったイメージが一般の消費者には強いという意見を伺うことがあります。企業間物流と個人向け配送の決定的な違いは不在で宅配荷物を届けることができるかどうかという点になります。通販においては宅配会社が製品を届けても不在の可能性があり、その場合不在通知書をポストに投函し、再配送しなくてはなりません。その場合、不在であった宅配荷物を保管する場所が配達先の近くにあるとより効率的な宅配となります。逆に言いますと不在時の荷物を保管する場所が遠くの場合ですと、2度配達を行わなくてはならなくなり、実質かかる配送料金のコストは割高となり、これは宅配会社の負担となります。日本経済新聞にも記載されているとおり、ヤマトが4000箇所の宅配拠点を持っているのに対し、現在佐川急便は700箇所と見劣りしている点を今回のローソンとの協力により補うことができればより良いサービスが展開できるのではないかと想定しております。あわせて、コンビニでの受け取り等も可能であれば消費者のコンビニの来客数も増え、相乗効果も見込める可能性もあることは想定できます。特に関東~関西の都会では女性が現在働き夜遅くにマンション等に帰宅した後で宅配荷物を受け取らなければならないといった需要が年々増えているという意見はよく伺います。安全面ふくめ夜遅くに宅配を受け取ることに抵抗があるといった声は少なくなく、このようなコンビニ、ロッカーでの受け取りのほうが宅配会社からの製品受け取りのタイミングに家にいなければならない等のわずわらしさもなく、今後もこのようなサービスは増え、より利便性の高いサービスになると思いますし、弊社もこのようなサービスに対し上手く展開できるようアンテナを高くしていくことを行います。 

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